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1年ほど前から、大手証券会社を装った偽アカウントや、有名人・芸能人などを騙る投資詐欺の広告が各種SNS上に急増しています。
現段階の調査結果の一部だけでも、累計約1万件の偽広告があると言われています。
Google・FACEBOOK・INSTAGRAM・Twitter(X)・TIKTOKなど、世界中にシェアが広まるSNSですが、日に日に詐欺広告の掲載が増えていることがわかります。
詐欺業者達は、これらSNSの広告枠を購入して広告配信を行う以外にも、詐欺用のアカウントも大量に作成し、SNS上のDM(ダイレクトメッセージ)などでも言葉巧みに投資詐欺の勧誘を行っています。
このような、SNSを悪用した詐欺行為は、日本国内でも2023年頃から急増し、深刻な社会問題となっています。
そして、2024年6月には、経済産業省と総務省が大手SNS企業に対して広告審査の不備を指摘し、改善を求める事態に発展しています。
インターネットを通じて投資を行っている個人投資家だけではなく、インターネットに接続しSNSを利用する全ての人が、悪質なSNS投資詐欺の被害に巻き込まれてしまう可能性があります。
この記事ではSNSを通じた投資詐欺から身を守るために知っておくべき重要なポイントを解説していきたいと思います。
SNS投資詐欺師が行う危険な手口
被害者が次から次へと後を絶たないSNS投資詐欺の一つの手口として、自称アドバイザーが資金を直接管理するという嘘の話でお金を出させる形態が数多く見られます。
「投資の先生」「プロの投資家」などと自らを称する偽アドバイザーの話を鵜呑みにして、大切なお金を詐欺師に渡してしまうと、言葉巧みにお金をそのまま騙し取られてしまうといったものです。
LINEのトークで投資に関する話をしたり、グループLINEに招待することで、参加者全てが投資で儲かっているかのように偽装するなど、その手口は悪質かつ巧妙なものです。
先生役・サポート役・サクラ役など、複数のLINEアカウントが用意されており、投資詐欺に対する知識がない人は騙されてしまいやすいものです。
ネット広告やSNSからLINEに誘導され、その後にグループトークなどに招待されたり、お金を預ければ自動運用でお金を増やしてくれるといったような話に騙されないようにくれぐれもご注意ください。
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